インフルエンザは毎年流行するとわかっていますから、皆さんも予防接種やマスク、手洗いうがいなど様々な対策をとっていると思います。インフルエンザは発症前にある潜伏期間のうちに薬で症状を抑えることが可能です。こちらでインフルエンザと薬について紹介していきます!

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エボラ出血熱の初期症状はインフルエンザと似ている

エボラ出血熱という病気を一度は聞いたことがあるという人は多いでしょう。
2014年の西アフリカにおける大流行は記憶に新しいところです。
WHOの発表によればこの時の大流行において10,000人以上の方が命を失っており、感染者の致死率は40%と非常に高いものです。
ちなみにザイール型と言われるエボラウイルスに至っては致死率90%と言われています。
エボラウイルスはWHOのリスクグループ、バイオセーフティーレベルともに最高度の4に指定されています。
アフリカが発生源であり、その感染者もほぼアフリカに限り、日本では現在に至るまで感染者は確認されていませんが、空港の検閲をすり抜けアメリカなどでも感染者の発生と死亡が確認されています。

エボラ出血熱の感染経路は、患者の血液、唾液などの体液に触れることです。
感染したサルやコウモリと接触することも危険です。
潜伏期は約1週間で、アメリカで発生した患者もこの潜伏期間に空港を通過したようです(ただし、潜伏期間中に感染はしません。
)。
発病は突発的におこり、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、脱力感などに始まり、嘔吐、下痢などを経て、最終的には全身から出血し死亡します。
特に初期症状はインフルエンザと似ていると言われています。
エボラ出血熱に対するワクチンや確率された医薬品は今のところありませんが、治癒した患者には抗体ができており、その血液・血清を投与することが有効とされています。

このように、エボラ出血熱は感染力も致死率も高いため、感染しないことが大事です。
その予防としては、まずは流行している地域へ旅行を避けること、見知らぬ野生動物や患者には触れないこと、またコウモリからの感染が疑われているため洞窟に入らないことなどがあります。
なお、ニューヨーク市ではインフルエンザと初期症状が似ていることから、初期症状時点での区別がしやすいようにインフルエンザの予防接種を受けておくことを推奨しています。
これも予防のひとつといえるでしょう。

海外旅行から帰国後に体に異常があれば即病院で検査!

海外旅行、特にエボラ出血熱の流行地域に旅行した方や、感染者と疑われるものに接触したと思われる方は十分に注意する必要があります。
特に、発熱、脱力感、頭痛、嘔吐や下痢といった症状のある方は、すぐに病院で検査をする必要があります。
また、インフルエンザの症状と似ているため、自己診断で休養して治そうとすることは禁物です。
なお、病院での検査でエボラウイルスの感染が確認された場合は指定医療機関での治療となって一般の医療機関では治療できません。

空港においても、感染者の上陸を防ぐため、2014年の西アフリカでの大流行の際には、検疫所において流行地域からの帰国者に注意喚起し、サーモグラフィーにより帰国者の体温をチェックするなど対策を程しています。
しかし、潜伏期間中は症状が現れないことから検疫所での発見には限りがあります。
ですので、その後の体調不良や症状が発生した際には、自己責任において病院への連絡と診察を期待するほかありません。
なお、帰国後、自宅へ戻った後に症状が出た場合で、エボラ出血熱に感染した可能性がある場合は、二次感染を防ぐために無用な外出は避けること、医療機関における感染の可能性もあることからまずは地域の保健所に連絡して指示を受けることが推奨されています。

エボラ出血熱は恐ろしい病気ですが、現在、日本においてはいまだ感染者は確認されていないことから、必要以上に恐れることはありません。
しかし、一度上陸してしまうと、その感染力の高さから流行してしまう可能性はあります。
国や関係機関が上陸を阻止すべく努力することは当然として、最後は個人の力がものを言います。
そのためには、海外旅行から帰国後、体調に異常がある場合は直ぐに医療機関で検査をしてください。